Mansfield Parkの耳読書終了。 エドマンドが最初から最後までイラつく～、で終わりました（笑）。 好きな女性に勝手に夢見て勝手に失望するって、いやそれメリー悪くなくない？ ファニーもメリーを友達扱いしてるのか見下してるのか…。性格もめそめそしててちょっとなー。 メリーの方が人生楽しそう。

美貌に生まれて甘やかされたり金銭的利益を追い求めると不幸になりますよ、静かで控え目なファニーや分を弁えてるジュリアが最終的に幸せになりました、的な貧乏くさい教訓話めいた感じが少々鼻につくかな…。 （ファニーだってポーツマスの実家では貧乏イヤ感出しまくってたのに！）

昔の話だから仕方ないんだけど、女性の幸せ＝良い結婚という大前提が時々しんどい。 同じオースティンでもEmmaはイラつくけど（アホで性格悪いから）、結婚する気ゼロ～、この子ちょっと好きだけど結婚となるとムリー、みたいな現代的なセンスがあって読みやすい。 ま、結局結婚しちゃうけど…。

あ、誤解のないように云っておきますが、私オースティン好きなんですよ！ ただちょっとこの話はファニーの性格が大人し過ぎて、本人の幸福が余りにも小さい頃の刷り込みみたいな初恋の男性頼りなのがちょっとなあ…と。 （そしてその初恋の相手、そこまでの人でもなくない…？ってのが）

（11/11/2020 過去のツイートから転載）