皆川博子『U 』

読了。運命に歪められ人智を超えた域にまで引き伸ばされた二つの命は時代を超え戦争を生き抜きながら、神、民族、文化、歴史が魂に刻む刻印の深さの不条理さを問い掛ける。二人が死と命を内包する時間そのもののような地底と海底で静かに繋がる時「生きる」という事の本質が垣間見える。

(11/11/2020 過去のツイートから転載)

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