皆川博子『倒立する塔の殺人』
17/03/2019
11/11/2020
読了。日本語で何かわーっと一気に読みたいなと思い、前から気になっていた皆川博子さんに初挑戦。 これは皆面白いって云う筈だ〜。面白い! 入れ子の複雑な構造に細かで緻密な設定。 文学美術音楽の素養があればもっと楽しめるんだろうな。全部分かって読める人羨ましい。
アンリ・バルビュスの『地獄』が引用されるんだけど、何故か私は(ああ…あの若くして自殺して死体を絵に描かれちゃった人…。テイトにある青白い死体の絵の…)と思い込んでいて、でも読後調べたらそれはチャタートンという詩人で時代も100年違うし国も違うし、一体何故そんな勘違いをしたのか???
バルビュスもチャタートンもウォリスも、どの名前もかすりもしていない…。
(11/11/2020 過去のツイートから転載)