お嬢さん (2016)

まだ手仕事してるのでNetflixで何か観よっとスクロールしてたら、これは!数年前に話題になって観たかった『お嬢さん』ではないですか! (英題は’The Handmaiden’)

植民地時代、和洋折衷の薄暗いお屋敷、閉じ込められた深窓の令嬢、薄布のドレス、真っ白なレース。百合!Oh…What’s not to like… という訳で観ました。

濃い!最初から最後までものすごい濃度。 久々に作ったひと狂ってるな!(褒めてる)っての観た。 これは正しく18禁だなあ、お子様にはちょっと刺激が強い。 美と官能と狂気と情欲と暴力と謀略と非情と恋。 全部盛り。 朝鮮語(映画内でそう云ってるので)と日本語が混じってて英語字幕なので脳が混乱。

結構トリッキーな構造の話だけど、どこまで原作でどこからオリジナルなのか、それともまるまる原作通り? (伯父の趣味設定はさすがに映画オリジナルであろうな…) Fingersmithという原作と同じ題名でBBCが前にドラマ化したみたいだけど今はDVDしかないみたい。観てみたいなあ。

そう云えばうんと昔BBCはTipping the Velvetという百合ドラマも放送してたなあ。 あれも美しい百合であった(そして大人向け場面が結構しっかり大人向けでビックリしたものであった)……と思ったら原作が同じ作者だった。 あー、何か後味が似てるのはそのせいか!

(11/11/2020 過去のツイートから転載)

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