Neverwhere by Neil Gaiman

今はニール・ゲイマンのNeverwhere読んでるんだけど、お話~!って感じのスピード感。 こういう感じの本を読むのは久々なので、えっまだ本最初の方だけどこんなに色々起こって大丈夫?ってなってる。 ニール・ゲイマンの色々説明しない癪だけど小気味よい不親切さ。中二ハート沸き立つ!(04/03/2020)


Neverwhere 読了。3月頭から読んでたのか!読むのおっそ! (途中で他の本読んだりもしたので…) ニール・ゲイマンの頭の中にはもう世界が実在していて、作者はそれを文章に置き換えて我々に見せてくれているだけなので、感心するほど現実離れしている設定なのに説得力が凄い。

(その世界が見えているのが当然なので、時々ちょっと説明が足らず不親切なところもある。が、そこも魅力のひとつ……) 深さ、暗さ、引力とスピードが凄いので、ちょっと読まずに置いておいても3行くらいでストーンと深い世界に落っこちてしまう。

闇なのにてらてらと粘度を持って光っていたり、一転、粉のように深度が分からなかったり、地底の世界にも様々な種類の暗さが存在し、その中で様々な存在達が駆け引きし、虚ろな地位にすがり、欲望を甘美さにくるみ、生々しい命を生きている。

登場人物の持つ野生動物のような気高さ、美しさも魅力的。(簡単に愛だ恋だにならないのも良い。本当に良い)
自分の生を生きること、のために戦う物語。

(11/11/2020 過去のツイートから転載)

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